三越伊勢丹が通期最終益を半分に下方修正 外国人の“爆買い”減少で

 

 三越伊勢丹ホールディングスは28日、2017年3月期の連結営業利益を従来予想の370億円から、35・1%減となる240億円に下方修正したと発表した。訪日外国人客向けの売り上げの落ち込みが響いた。最終利益の予想も260億円から130億円に下げた。

 4~9月期の訪日外国人客向けの売り上げは、前年同期に比べ2割減少した。売れ筋が高額品から比較的単価の安い化粧品に移ったことが主因だ。

 主力の衣料品も不振が続き、回復の兆しは見えない。グループの収支を改善するため、9月に三越千葉店と三越多摩センター店の閉鎖を発表したばかりだが、広報担当者は「下半期は上半期以上に踏み込んだ構造改革をしたい」と話した。三越伊勢丹は11月8日に16年9月中間連結決算を発表する予定だ。