トヨタ系6社減収減益 9月中間 円高進行が収益圧迫

 

 トヨタ自動車グループの主要部品メーカー7社は28日、2016年9月中間連結決算を発表した。

 海外での販売や生産が堅調だったものの円高進行が収益を圧迫し、アイシン精機を除く6社が減収減益となった。

 デンソーは売上高が前年同期比2.3%減の2兆1769億円、最終利益は13.8%減の974億円。円高が590億円の減益要因という。豊田自動織機の最終利益は10.3%減の609億円で、4年ぶりの減益となった。

 ジェイテクトは、米国で独占禁止法違反に関与したことへの和解金などで特別損失を計上し、最終利益が55.6%減の126億円だった。17年3月期の連結最終利益予想は、410億円から330億円に下方修正した。

 トヨタ紡織の16年9月中間連結決算は欧州事業の再編が影響し、最終利益が25.0%減少。豊田合成は14.9%減、愛知製鋼は2.8%減だった。

 アイシン精機は小型車の減税措置があった中国などで販売が好調だったため、45.8%増の547億円と増益を確保した。ただ減税措置は年末で終了する見通しで、記者会見した伊原保守社長は「中国での台数の伸びは厳しくなる」と述べた。