日産、営業利益14%減 円高響く 9月中間 米中販売は好調

 

 日産自動車が7日発表した2016年9月中間連結決算は、営業利益が前年同期比14.0%減の3397億円と大幅な減益だった。北米や中国の販売は引き続き伸びたが、為替レートの円高傾向が約1800億円利益を下押しした。

 売上高は10.3%減の5兆3210億円、最終利益は13.3%減の2824億円と軒並み悪化。西川広人・共同最高経営責任者(CEO)は、「事業効率は改善したが、為替レートの悪化を補うことができなかった」と述べた。

 海外販売は、スポーツ用多目的車(SUV)の好調が牽引(けんいん)した米国が3.7%増の78万3000台と過去最高を更新したほか、中国も伸びた。一方で、国内販売は、三菱自動車の燃費不正問題に伴い、同社から供給を受ける軽自動車の販売を一時停止したことなどが響き、20.2%減の21万1000台と低迷した。この結果、世界販売は261万3000台にとどまり、過去最高を記録した前年同期を約3000台下回った。