トヨタ営業利益29.5%減 販売好調も円高下押しで5年ぶり減益
トヨタ自動車が8日発表した平成28年9月中間連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比29.5%減の1兆1168億円だった。販売は引き続き好調だが、外国為替市場で円高が進み、円換算の利益を5650億円下押しした。
伊地知隆彦副社長は同日の記者会見で、「収益改善に引き続き取り組み、将来の投資はぶれずに続ける」と述べた。
売上高は7.2%減の13兆705億円、最終利益は24.8%減の9461億円。上期として5年ぶりの減収減益だった。
日本やアジアで販売を伸ばし、全体の販売台数は436万3千台と前年同期より増えた。
29年3月期の連結営業利益は前期比40.4%減の1兆7千億円、最終利益は33.0%減の1兆5500億円と減益を見込むが、いずれも従来予想を1千億円引き上げた。外為相場がトヨタの想定より円安で推移したほか、コスト削減効果も出てくるためだ。
一方、売上高は8.5%減の26兆円と据え置いた。販売台数は北米などが伸び悩み、グループ全体で1010万台と従来予想から5万台下方修正した。
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