モディ首相招き歓迎昼食会 製造業・再生エネ、投資に期待

 
歓迎昼食会で経団連の榊原定征会長(右)と談笑するインドのモディ首相=11日、東京都千代田区

 ■日本側は環境整備要望

 経団連、日本商工会議所などは11日、インドのモディ首相を招き東京都内で歓迎昼食会を開いた。両国の企業トップら約120人が出席、両国間の経済関係をいっそう発展させていくことを確認した。

 昼食会の席上、モディ首相は「日本はインドの重要なパートナーで、さらに投資して欲しい」と挨拶、製造業や再生可能エネルギー、スマートシティ分野の投資を呼びかけた。

 経団連の榊原定征会長はインド側が導入を決めた全国一律の物品・サービス税など経済改革を評価した上で、「引き続き投資環境整備をお願いしたい」と改革に期待感を示した。

 日本商工会議所の三村明夫会頭は日本の新幹線技術導入が決まった高速鉄道整備について「他の6路線にも新幹線技術を採用して欲しい」と述べ、鉄道関連の企業進出には規模感が必要との認識を示した。

 同日、三井物産はデリー・ムンバイを結ぶ高速貨物鉄道整備(円借款事業)の一部区間の土木・軌道敷設工事約490億円を受注したと発表した。完成後はデリーとムンバイ間の輸送は1日以内へと短縮される。

 また歓迎昼食会に先立ち「日印ビジネス・リーダーズ・フォーラム」も開かれ、貿易投資促進に向けた要望を盛り込んだ共同報告書をまとめた。