タカタ支援、スウェーデン同業のオートリブ有力に 米紙報道

 

 エアバッグのリコール(回収・無償修理)問題に揺れるタカタが経営再建を託すスポンサー候補としてスウェーデンのエアバッグ大手オートリブが有力になっていることが分かった。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が16日報じた。ただ、同業のオートリブの支援になると独占禁止法の審査手続きに時間がかかり、タカタが年内に目指す再建計画の策定に影響する恐れもある。選定の行方は予断を許さない。

 タカタの再建策を練る外部専門家委員会は、出資してもらうスポンサー候補としてオートリブと国内化学メーカーのダイセルの2陣営を軸に検討するが、選定には取引先の自動車メーカーの合意が必要となる。タカタが10月下旬に米国で開いた説明会では、エアバッグの安定供給力や品質などの面から、自動車メーカー側がオートリブを高く評価したとみられている。