全日遊連、年末の市場シフトへラストスパート

業界団体だより
厳しい表情で記者会見に臨む全日遊連の阿部恭久理事長(左)

 全日本遊技事業協同組合連合会(全日遊連、理事長・阿部恭久氏)は16日、東京都港区の第一ホテル東京で11月度理事会を開催。翌17日には、東京都新宿区の遊技会館で理事会の内容を伝える記者会見が開かれた。

 事務局によると、今回の理事会では、決議事項として来年の全国パチンコ・パチスロファン感謝デーにおける幹事商社の選定を実施。また、他ホール団体および遊技機メーカー組合、遊技機販売業者組合による9団体連絡会議の開催結果報告、厚生労働省の「受動喫煙防止対策の強化について(たたき台)」への対応など、16項目にわたる報告事項があったと伝えられた。

 質疑応答では、年末に期限を迎える回収対象遊技機(パチンコ)の撤去に話題が集中。警察庁の要請のもと行われる市場シフトの完遂に向け、(万一)撤去回収期日を守れなかったパチンコホールに対しては、17日に開かれた中古機流通協議会において「撤去日から6カ月間、中古遊技機(パチンコ・パチスロとも)に関する保証書の発給停止措置を講ずることができる」との取り決めが行われた旨、伝えられた。