JAM、17年春闘でベア6000円要求
製造業の中小企業の労働組合を中心につくる産業別労組、ものづくり産業労働組合(JAM)は7日、2017年春闘で基本給を一律に引き上げるベースアップ(ベア)について、月額6000円を求める方針案を発表した。ベアの要求は4年連続で、上げ幅は前年と同じ。
方針案では、各労組が到達すべき水準について、高卒入社30歳で月額26万円、35歳で30万5000円と設定。中小企業では大企業以上に人手不足が深刻なことから、昨年以上に絶対額を重視することで、待遇の改善とともに、企業規模や業種間の格差の是正を目指す。
方針案は今後、各地方組織などでの議論を経て、来年1月20日に東京都内で開かれる中央委員会で正式決定する。東京都内で記者会見した宮本礼一会長は「労使双方が生み出した価値や課題を認め合う社会を作りたい」と述べた。前回の春闘で初めて実施した取引慣行の見直しを求める活動も賃金交渉と並行して行う。
関連記事