三菱電機の世界最速エレベーターがギネス記録に 上海のビルに設置の時速73.8キロ

 
上海市の中国最高層ビル「上海中心」。設置された三菱電機のエレベーターが世界最速としてギネス記録に認定された

 三菱電機は9日、中国・上海市の高層ビル「上海中心」に設置した、分速1230メートル(時速73.8キロ)で上昇するエレベーターが世界最速としてギネス世界記録に認定されたと発表した。同じビルの別のエレベーターは、昇降距離578.55メートルが世界最長記録として認められた。

 上海中心の高さは地上632メートルで、中国の最高層ビル。三菱電機はこのビルで、2階建てエレベーターとしての最速記録(分速600メートル)を含めて合計で三つのギネス世界記録を取った。

 最速のエレベーターは地下2階から地上119階まで53秒で到達し、途中2秒間だけ分速1230メートルが出る。最長のエレベーターは地下3階から地上121階を結んでいる。

 最速エレベーターの記録を巡っては、三菱電機が東京・池袋のサンシャイン60や横浜のランドマークタワーに納入した製品が長くギネス認定されていたが、東芝が台湾のビルで分速1010メートルを達成し、2004年に記録を塗り替えていた。