遊技業界、地域密着型CSR活動を展開

ピックアップ
5歳から69歳まで約100人が参加。180キロ近いごみを回収した

 11月20日、東京都東村山市および東村山市教育委員会後援のもと、パチンコホール企業の山水(東京都東村山市)と日本スポーツGOMI拾い連盟(東京都渋谷区)が「第9回スポーツGOMI拾い東村山大会」を開催した。運営を手掛けた山水は、東村山市を中心に「パチンコ大学」の屋号で店舗を展開。CSR(企業の社会的責任)活動の一環として2012年10月から同イベントを企画・実施し、今回で9度目を迎える。

 「スポーツGOMI拾い」とは、ごみ拾いにスポーツのエッセンスを加え、社会奉仕活動を「競技」へと変換させた日本発祥のスポーツ。基本5人1組のチームが、定められたエリア内で制限時間内にごみを拾い、その質と量をポイントで競い合う。

 山水では定期的に地域の清掃活動を実施していたが、この「スポーツGOMI拾い」を知り、大会の開催を通じてエリアの人々における地域清掃への着手姿勢を高め、皆できれいな街づくりを推進できる契機とした。

 今回は、常連の桜華女学院中学校・日体桜華高等学校から14人が参加したほか、地元の郵便局から5チーム28人、「八坂バレーボールチーム」から4チーム24人が参加。また、商店会などエリアの活性化に取り組む団体に所属する人々がチームを作り、大会を盛り上げた。

 当日は、木原誠二衆議院議員の秘書を務める西村賢二氏、東村山市の渡部尚市長、市会議員の土方桂氏らが来賓に訪れるなか、西武新宿線「久米川駅」周辺エリアでスポーツGOMI拾いを実施。5歳から69歳まで18チーム97人が晴天のもと汗を流し、約176.7キログラムのごみを回収した。なお、競技の結果、今回は日体桜華高等学校のチーム「愛追I隊」が優勝に輝いた。

 一方、サミー(東京都豊島区)は11月27日、埼玉県川越市で開催された「小江戸川越ハーフマラソン2016」(川越市および埼玉陸上競技協会主催、川越商工会議所共催)に特別協力した。

 同市には、サミーの遊技機の生産拠点が所在し、10年11月の開催以来、今年で7年連続の協賛となる。

 同マラソンは、全国ランニング大会100撰に5年連続で選ばれており、埼玉県にとどまらず全国からもエントリーがある人気の大会。ハーフ、10キロ、FunRun(4キロ)の3種目が用意されている。

 当日は、元マラソン日本代表の松野明美さんがゲストランナーとして出場。また、サミーからは里見治紀社長はじめ社員60人が参加するなか、約1万人のランナーが大会を盛り上げた。