旭硝子がタイ化学大手買収 335億円、東南アジアの事業基盤強化
旭硝子は14日、カセイソーダなど化学品の製造、販売を手掛けるタイ化学大手のビニタイ株式の58.77%(議決権ベース)を104億4800万バーツ(約335億円)を投じて取得し、子会社化すると発表した。東南アジアの化学品市場は高い成長が見込まれており、事業基盤を強化する。
今回の買収では、ベルギーの化学メーカー、ソルベイが保有するビニタイの全株式を取得する。2017年上期の取得を予定している。
子会社化することで、旭硝子グループの東南アジア地域でのカセイソーダの生産能力は年間105万トンから142万トン、塩化ビニル樹脂は70万トンから98万トンに増える。
東京都内で14日記者会見した旭硝子の根本正生常務執行役員は「化学品は新興国市場で経済成長に必要な基礎的な素材として安定的に伸びている。成長領域として重点的に攻める」と述べた。
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