ダイナム会津若松店、男女共同参画推進で表彰受ける ホール運営で初
パチンコホールを全国にチェーン展開するダイナム(東京都荒川区)は23日、ダイナム会津若松店が「会津若松市男女共同参画推進事業者表彰」を受けたと発表した。この表彰をパチンコホール運営会社が受けるのは、これが初めて。
同表彰は、福島県会津若松市が、2004年度から「男女がともに働きやすい環境づくりを推進し、積極的に取り組む事業者」に対して贈られる。
ダイナム会津若松店は男女共同参画推進として(1)正社員(全国異動が可能な社員)と地域限定社員(地域内でのみ異動可能な社員)が随時転用可能(2)各種ハラスメント相談窓口の設置(3)ポジティブ・アクションの推進(4)ワーク・ライフ・バランスの推進-に取り組んできた。今回はこれらが評価されたとしている。
19日には、福島県会津若松市役所で表彰式が行われ、同市の室井照平市長が、会津若松店ストアマネジャーの井上靖之氏に表彰状を授与した。祝辞で室井市長は、これまで28の事業所が表彰されていることに触れ、「御社のようなパチンコホール企業の表彰は初めて。今後もさまざまな取り組みを通じ、男女共同参画の推進に尽力いただきたい」と期待を寄せた。
これを受けて井上ストアマネジャーは感謝の意を伝えるとともに、「今後も従業員のライフスタイルを理解し、一人一人に合った働きやすい環境づくりに励んでいく」と、取り組み推進に意欲を見せた。
政府が「女性の活躍推進」をうたう中、遊技業界もこれに呼応。女性の働きやすさに視点を置いた環境改善や、管理職への登用など活発化しつつある。(ニュース提供・LOGOS×娯楽産業)
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