ソニーがロボットプログラムキットを発売 小学校必修化見据え

 
ソニーのロボット教材「KOOV」でつくったロボットとアプリ画面=1日、東京都品川区

 ソニーは1日、子供がロボット製作とプログラミングを学べる学習キット「KOOV(クーブ)」を18日に発売すると発表した。7種類のブロックと電子パーツを組み合わせて動物や乗り物の形をしたロボットを組み立て、パソコンからプログラミングを送信して操作する。ロボットの動きのプログラミングを修正し、試行錯誤を重ねながら思い通りの動きにできるなど、楽しみながら学べるのが特徴だ。

 2020年に小学校でプログラミング教育の必修化が検討されており、いち早く体験できる商品を開発した。販売価格は、パーツを全てそろえたキットが税別で4万9880円、手軽に始められるシンプルなキットが3万6880円。

 この日の発表会で、ソニー・グローバルエデュケーションの礒津政明社長は「世界的に加速していくプログラミング教育にソニーらしい商品を展開したい」と語った。