七十七銀行栗生支店の佐々木香織支店長(3)

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佐々木香織支店長(中央)

 □女性活躍推進へ「背中を押す」

 営業については男女分け隔てなく個人のスタイルを尊重するという七十七銀行栗生支店の佐々木香織支店長だが、マネジメントの面では「やはり、女性だからこそできていることもあるかもしれません」と語る。

 「支店長になってからより強く感じるようになったのが、『支店にいる全員のベクトルが一致しないと、マネジメントはうまくいかない』ということでした。幅広い年齢やライフスタイルの行員がいる中で、各人で異なる感覚の違いを受け止めてあげたうえで、特に女性が多い当店のような職場で行員同士のコミュニケーションを円滑にしてあげることは、支店経営にあたって私自身の大きな役割だと考えています」

 女性行員の急な体調不良などにいち早く気付いてあげられること、また仕事の後の「女子会」で気軽な相談相手になってあげられることなどは、風通しの良い職場環境を生むための、女性の管理職・上司ならではの強みだろう。

 加えて佐々木支店長は、女性行員たちのキャリアアップについても真摯(しんし)にフォローを図っている。そのために参加しているのが、七十七銀行が設置する「女性活躍推進ワーキンググループ」だ。これは女性活躍推進にかかる有効施策を企画・検討する、いわば女性活躍推進のかじ取り役で、佐々木支店長はメンバーとして施策立案に関わっている。

 合わせて栗生支店の女性行員には、同グループ主催の「女性融資力強化セミナー」などへの参加で、今まで経験できなかった業務ノウハウの習得を促しており、文字通り「背中を押す」ことでキャリアアップの礎を築いてもらうようにしている。

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 (編集協力)近代セールス kindai-sales.co.jp