ドコモの基地局で焼損事故 屋内用3万5500台の部品を交換

 

 NTTドコモは24日、商業施設などの屋内に設置している基地局が焼ける事故が2件発生していたと発表した。いずれもけが人はなかった。何らかの原因で過電圧が掛かり、熱を持ったことが原因とみられ、全国の927施設、約3万5500台の基地局の部品をより燃えにくいものに取り換える。

 事故は2016年11月に東京都内のビルで、17年2月に金沢市の商業施設でそれぞれ起きた。金沢市の商業施設では消防が出動し、客が一時避難する騒ぎになった。

 基地局は屋内で携帯電話をつながりやすくするための補完的な装置。事故が起きたのは日立国際電気製で、大きさは約35センチ四方、高さ約10センチ。この製品は13年からドコモで使われており、今回発表した2件以外の事故は確認されていない。

 交換作業は4月末までに終える予定で、作業中は電話などがつながりにくくなる影響が出るという。この製品を設置した施設の所有者にはドコモが個別に連絡する。