キリン「47都道府県の一番搾り」 地域活性化で販売2割増へ
キリンビールは28日、東京都内で「47都道府県の一番搾り」のCM発表会を開き、今年は前年比2割増となる320万ケース(1ケースは大瓶20本換算)を目指す方針を明らかにした。キリンは47都道府県別に味の違いや個性を楽しめる一番搾りを昨年から発売しており、地域を活性化する取り組みを行っている。今年は4月4日を皮切りに、7月中旬まで5回に分けて順次販売していく。
キリンが販売する47都道府県の一番搾りは好評で、昨年は約5万店の飲食店が採用。今年は全国各地で体験・サービス型の「コト」関連のイベントを開催し、地域を盛り上げ、さらなる上積みを目指す。
第1弾は4月4日から9県で発売する予定。同25日に1道8県、5月23日に1道8県、6月6日に1都2府10県、7月18日に16県と、一部複数を含んで順次発売していく。
キリンの布施孝之社長は28日の発表会で、「地域の喜びはキリンの喜びと思って、販売に取り組みたい」と意気込みを語った。
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