「ご心配とご迷惑を」 東洋ゴム工業の株主総会、データ不正問題で陳謝
東洋ゴム工業の定時株主総会が30日、大阪市西区の本社で開かれた。清水隆史社長は、今年2月に産業用ゴム製品で判明した不正に触れ、「ご心配とご迷惑をおかけしたこと、お詫び申し上げます」と陳謝した。
総会は非公開で行われ、127人の株主が出席した。新任2人を含む取締役6人の選任など3議案が賛成多数で可決され、47分で終了した。
今年2月、船舶用配管に使う産業用ゴム製品の検査で過去データの流用する不正があり、4度目の不正が明らかになった。和歌山県日高町から訪れた株主の男性(62)は「不正が繰り返されている。法令順守態勢をしっかり構築してほしい」と注文を付けた。
平成27年に判明した免震装置ゴムのデータ改竄(かいざん)をめぐり交換工事など対応に特別損失を累計1100億円以上を計上。28年12月期連結決算では最終損益は122億円の赤字に陥った。
関連記事