若手料理人の熱戦「RED U-35」開幕
ぐるなびのチョットぐな話今年で5回目の開催となる「RED U-35」の募集が8日に始まる。ぐるなびが共催するRED U-35とは、新時代の若き才能を発掘する日本最大級の料理人コンペティション。35歳未満の料理人によって競われ、料理の技術力や表現力だけでなく、料理人としての情熱や可能性も審査される。それにより、新しい価値観の料理人を見いだし、日本の食業界全体を盛り上げる。
昨年の第4回は、世界各国から436人の応募があり、レッドエッグには「スーツァン レストラン 陳」の井上和豊さんが選ばれた。中国料理界からのレッドエッグは2年連続だったこともあり、日本では今、中国料理界の勢いが増している。また、大会を通して料理ジャンルを超えた若手料理人の交流も盛んになるなど、業界全体に新たな活気をもたらしている。
第5回大会の開催に当たって、4月10日にオープニングレセプションが行われ、概要が発表された。今年から審査員団が一新され、料理人以外にもパティシエ、作曲家ら10人が参加する。新審査員長を務める「Wakiya一笑美茶樓」オーナーシェフの脇屋友詞さんは、「料理の基本がベースにありつつ、人間性と独自性も必要。例えば、今の時代のなかで生産者と自分なりに付き合うなど独自性を持っていて、それをやり通しているような人に出てきてほしい」と語った。
料理界以外から審査員団に加わった作曲家の千住明さんは、「世界的に通用する表現方法を持った人が出てくると思う。今までの料理界ではなかったようなアーティスティックな文化的な人に期待したい」と述べた。
大会は、1次の書類審査から始まり、2次の映像審査、大会初となる一般公開の学園祭審査を経て5人程度のファイナリストを選出。11月6日の最終審査に挑み、グランプリであるレッドエッグをめざす。今年の1次審査のテーマは「糖」。糖類は、ごはんやパン、麺などの炭水化物をはじめ、砂糖やデンプンにも含まれる。人間にとって重要な栄養素ではあるが、最近は糖質制限が一つのブームとなっている。脇屋審査員長は「今の時代を踏まえてどう糖と向き合っていくかを見たい」とその意図を説明し、「信念をもって取り組んでほしい」とエールを送った。
第2回でレッドエッグを獲得した「Restaurant sola paris」の吉武広樹さんは「大会に出ることで自分を見つめなおす機会になる。特に、シェフではなく2番手、3番手でやっている人は、今までやってきたことを表現できる」と応募を後押しした。
今年も偉大なる料理人の卵による、半年間にわたる戦いが始まる。昨年から応募者推薦制度もあるので、身近なレストランでこれはと思う若手料理人がいれば、ぜひ推薦してほしい。そして、今年の熱戦の行方にも注目してもらいたい。
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■RED U-35
www.redu35.jp
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