ゴールドウイン、消臭肌着を販促 体臭チェックし10段階表示

 
体臭チェッカーの使い方を示すコニカミノルタの担当者。においの気になる季節を迎え、消臭肌着「MXP」の販促につなげる=東京都港区

 ゴールドウインは、宇宙飛行士向けに開発した素材を応用した消臭肌着「MXP(エムエックスピー)」のキャンペーンを直営店などで始めた。来店客は店頭のチェッカーで体臭を測定し“見える化”できる。MXPを購入すると先着で制汗剤をプレゼントする。暑さが増す季節を迎え、消臭に関心を持ってもらうとともに、MXPの販売促進につなげる。

 MXPはゴールドウイン、宇宙航空研究開発機構(JAXA)などが宇宙飛行士向けに開発した肌着の技術を応用。消臭素材「マキシフレッシュプラス」を採用し、2010年春の発売以来、直営店と百貨店で累計130万枚を売り上げた。

 体臭チェッカーはコニカミノルタが開発中の「Kunkun body(クンクン ボディ)」。頭、脇、耳の後ろ、足のそれぞれにチェッカーをかざせば20秒ほどで、連動させたスマートフォンに測定結果を10段階で表示する。

 ゴールドウインの東京・北青山の直営店でチェッカーを常時置くほか、他の直営店や一部百貨店も期間限定で実施する。同社事業統括本部の畑野健一氏は「夏を迎えるにあたり、多くの人にMXPブランドを認知してもらいたい」と話している。