大塚製薬、徳島県5カ所目の工場
大塚製薬は15日、徳島県美馬市に医薬品の新工場を建設すると発表した。同日着工し、2020年の稼働を目指す。高品質な医薬品を安定して供給するため、日米欧の製造基準に対応する。徳島県は大塚グループの創業地で、大塚製薬の県内5カ所目の工場となる。新工場の敷地面積は約15万平方メートルで、操業開始時の従業員数は86人を予定している。投資額は公表していない。大塚製薬を発展させた故大塚明彦大塚ホールディングス元会長が「製造拠点の徳島回帰」を唱え、12年に大塚製薬と徳島県、美馬市が新工場建設についての覚書を締結していた。
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