企業年金、確定拠出型への移行進む

 

 信託協会、生命保険協会などが23日発表した企業の確定給付型の今年3月末の年金制度の資産残高は前年同月比4.4%減の78兆5144億円だった。一方、企業型の確定拠出年金は、9.9%増の10兆4794億円となり、確定給付年金からの移行が進んだ。

 企業が給付水準を保障する確定給付は、日銀のマイナス金利政策の影響などで運用難に陥っており、従業員が運用リスクを負う確定拠出へ移行する動きが広がっている。加入者数は、確定給付が8.8%減の957万人に対し、確定拠出が7.8%増の592万人となった。