九州・沖縄企業 休廃業や解散3年ぶり減少、熊本地震の復興需要下支え 帝国データバンク

 

 帝国データバンク福岡支店が29日公表した調査結果によると、平成28年度の九州・沖縄企業の休廃業・解散件数は前年度比5.2%減の2901件だった。3年ぶりの減少。倒産件数も前年度比13.8%減の549件と5年連続で減少しており、景気回復のほか、熊本地震からの復興需要が下支えした格好だ。

 熊本県の企業の休廃業・解散件数は、施設や設備の復旧費用を補助する政府の支援制度や復興需要から、前年度比11.5%減の324件となった。

 休廃業・解散企業で、代表者の年齢が判明した社のうち60歳以上だったのは73.9%。年商規模が分かった社の中では1億円未満が85.5%を占め、零細企業で廃業などが顕著になっている現状が浮き彫りになった。福岡支店の担当者は「人口減少で売り上げの先細りが見込まれる中、後継者難が深刻化している可能性がある」と指摘した。