今年もGWにCSR活動、存在感高める
ピックアップ今年のゴールデンウイークも、パチンコホールや遊技機メーカーが積極的かつ多種多様にCSR活動を展開。遊技産業の存在意義の強化に努めた。
例えば、東京都を中心にパチンコホールなどレジャー施設の運営を手掛けるピーアークホールディングス(東京都中央区)は5月3日から5日にかけて、千葉市美浜区の幕張メッセで15回目のスポンサードとなる「ピーアークpresents 幕張メッセ“どきどき”フリーマーケット2017」を開催。延べ20万775人が訪れた。
同社が出展した「ピーアークブース」は、『ピーくんのWow PARK(ワオ!パーク)』をテーマに、4月からスタートした新CMにちなんだ内容。来場者とスタッフが一緒にワクワクできるテーマパークを完成させ、大人から子供まで多くの来場者が楽しんだ。さらに、みんなのワクワクメッセージで成長する「夢のなる樹」には約1500のメッセージバルーンが集まった。
イベントの売り上げは、ピーくん財団を通じてさまざまな支援活動に役立てられるほか、パンフレットやHPなどで呼びかけたエコキャップ回収活動での売却益は「世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)」を通じて、世界の子供たちにワクチンとして届けられる。
一方、広島県を中心にパチンコホールなど、レジャー施設を運営するプローバグループ(広島市安佐南区)は5月3日、エディオンスタジアム広島で開催された「サンフレッチェ広島VSセレッソ大阪戦」のスポンサーを務めた。当日はさまざまなアトラクションが用意されるなか、約1万4000人が来場。サッカー観戦やイベントを楽しんだ。
遊技機メーカー関連では、病気と闘う子供たちへの支援を目的に2009年から開催されている「ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント」(5月6日・7日、千葉県佐倉市の麻倉ゴルフ倶楽部)に、今年もKYORAKU.吉本ホールディングス、セガサミーグループ、平和、ニューギングループ、藤商事の5社が協賛した。同大会はプロゴルファーの青木功氏、元プロ野球選手の王貞治氏、トランペット奏者の日野皓正氏の提唱でスタート。
当日は、大会の趣旨に賛同したシニア・レギュラーツアープロ28人、著名人28人、一般アマチュア56人の計112人が参加するなか、プロ部門では横尾要選手、著名人部門ではタレントの恵俊彰氏が優勝を飾った。なお賞金の10%と、観戦に訪れたギャラリーからの寄付を合わせたチャリティー総額は約3000万円に達した。
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