ホンダとヤマハ発、さいたま市で9月から環境配慮の電動バイクの実証実験

 
実証実験で使う電動バイクを披露したさいたま市の清水勇人市長(中央)ら=21日午後、さいたま市

 排気量50ccの国内向けスクーター分野で提携しているホンダとヤマハ発動機は21日、さいたま市と共同で、走行時に二酸化炭素(CO2)を排出しない電動バイクを使った実証実験を始めると発表した。電気自動車(EV)の普及に積極的に取り組むさいたま市と連携して電動バイクの活用方法を探り、普及につなげる。将来的には電動バイクを使ったシェアリングの実証実験にも取り組む。

 実証実験は9月からさいたま市内で実施する。駅近くの自転車駐輪場を基点に、通勤、通学の利用者向けにヤマハ発の電動バイク「イービーノ」30台を運用する。利用料金は当初の3カ月間は無料で、4カ月目からは月額4990円。募集はさいたま市のホームページを通じて行う。

 さいたま市で記者会見した清水勇人市長は「今回の取り組みを通じて、電動バイクの良さを広めたい」と述べた。ホンダはさいたま市のほか、日本郵便と共同で郵便配達に電動バイクを導入するための実証実験を平成30年ごろから始める。安部典明執行役員は「今回の実験で得られた知見を使い、電動バイクの利便性向上につなげたい」と話した。