自動運転実験8カ所追加 福岡県など 中山間地の移動手段確保

 
遠隔操作で自動走行する小型電動カート=6月26日午前、沖縄県北谷町

 国土交通省は31日、中山間地での移動手段などとして期待されている自動運転車の実証実験拠点として、福岡県みやま市役所の山川支所など8道県の計8カ所を追加選定した。今秋をめどに実験を始め、利便性や安全性、運行経費などを検証し、2018年夏に中間結果をまとめる。31日開いた有識者検討委員会で選定個所を示した。

 実験では、拠点から4~5キロの範囲内で、病院や役場などを巡回して人を乗せたり、農産物を集積所まで運んだりする。

 国交省は4月、実験拠点として秋田など5県計5カ所の道の駅を選んだ。その後、追加選定に向けて公募を始め、26カ所が応募していた。

 追加選定の8カ所のほか、来年度以降の実験実施を視野に、実験計画の作成を支援する対象として、岐阜県郡上市の道の駅「明宝」など、5県計5カ所も選んだ。