埼玉西武ライオンズ、観客動員100万人最速到達 44試合目、充実サービス奏功

 
今季観客動員数100万人突破を知らせるバックスクリーンのビジョン=1日、埼玉県所沢市上山口のメットライフドーム

 埼玉西武ライオンズは1日、メットライフドーム(所沢市上山口)で行われた今季44試合目の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で、球団名に「埼玉」を冠した平成20年以降、最速で主催試合の観客動員数が100万人を突破したと発表した。従来は昨季などの46試合が最速。来場者の実数発表を始めた17年以降でも最も速く、同球団は野球にあまりなじみのないライト層を呼び込む施策などが奏功したとみている。(宮野佳幸)

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 同球団によると、ライト層を呼び込む施策などと並んで、現在チームが好調を維持し、貯金15(7月31日時点)となっていることも客足が伸びている背景にあると分析。その中でも、球団としては「チームの勝敗に左右されない動員」を目指してきた。

 試合終了後、観客にグラウンドを開放してスピードガンを使った投球練習などを実際に体験してもらう「AFTER THE GAME」を実施。また、本拠地のメットライフドームは12球団最大級となる80以上の飲食店数を誇り、1千種類以上のメニューを楽しめるなどグルメも充実させてきた。

 生ビール&チケット半額デーとなった6月30日には、取り組みと比例するように、観客動員数は2万3429人と客足が伸びた。

 また、27年3月から本拠地のある所沢市や近隣自治体など計20市町と「連携協力に関する基本協定」を順次締結。同球団のマスコット「レオ」と「ライナ」による幼稚園訪問や協定を結んだ自治体に転入してきた人に試合の招待券を贈呈するなど、幅広い年齢層への周知活動も進めてきた。

 今季4球場で主催した43試合終了時点(7月27日)での観客動員数98万3660人に対し、1日の試合は1万7865人が入場、計100万1525人となった。最速突破を祝ってバックスクリーンのビジョンには「100万人達成」の文字が映し出された。

 家族で観戦に来た群馬県安中市のパート、佐藤有美子さん(42)は「ファンとしてうれしい。これをはずみに成績を伸ばしてほしい」と期待を込めた。

 炭谷銀仁朗選手会長は「ファンの皆様、本当にありがとうございます。これから厳しい戦いが続きますが、リーグ優勝、日本一へ向け戦っていきます」とコメントした。