日系自動車4社の7月中国新車販売 トヨタなど3社が最高更新

 

 日系自動車大手4社による中国での7月の新車販売台数が4日、出そろった。ホンダ、トヨタ自動車、マツダの3社が7月として過去最高を更新。日産自動車も前年同月比で増加し、全社が好調な販売を維持した。

 販売が最も多かったのはホンダで、前年同月比11.6%増の11万3803台だった。主力車「シビック」や小型のスポーツ用多目的車(SUV)「XR-V」などが好調だった。

 トヨタは11.4%増の10万8900台。一部改良した小型車「カローラ」や「レビン」が人気を集めた。日産は14.2%増の10万4794台だった。小型車「シルフィ」やSUV「キャシュカイ」が販売の伸びを牽引(けんいん)した。

 マツダはSUV「CX-4」などが好調で7.1%増の2万3028台だった。(北京 共同)