SNS映えもする「チーズタッカルビ」

ぐるなびのチョットぐな話
「肉バルyasuke」のチーズタッカルビ。通常1280円を今ならぐるなびのクーポンの利用で1人前500円(2人から注文可)で楽しめる。利用条件はクーポンに記載

 今、若い女性の間で大人気なのが「チーズタッカルビ」。鉄板で鶏肉と野菜、トッポギなどを炒め、コチュジャンベースの甘辛いたれで味付けをした韓国の名物料理「タッカルビ」に、溶けたチーズをたっぷりと絡めて食べる料理だ。

 2003年頃の韓国ドラマをきっかけとした韓流ブーム以降、ぐっと身近になった韓国料理だが、近年、若年層を中心に韓国ブームの再来とも言われている。チーズが伸びる画像をSNSで共有する人が多く見られ、テレビなどでも特集されるほど注目されている。もともとは韓国で人気となったメニューが、日本における韓流の聖地・新大久保に上陸し、今では幅広いエリア、業態で取り入れられている。

 ぐるなびにチーズタッカルビを掲載している店舗数は、ここ3カ月で5倍にもなり、急激な人気ぶりがうかがえる。韓国料理店だけでなく、肉バルや居酒屋などでも取り入れられているのも特徴だ。

 東京・池袋駅東口すぐの「肉バルyasuke」では、肉バルならではのこだわりの肉と、厳選したチーズを数種類まぜた、オリジナルのチーズタッカルビが楽しめる。同店の企画戦略部長、栗林雅人さんは「もともと若い女性が多いので、SNSなどで話題になっているメニューは積極的に取り入れ、飽きないようリピーターをつくっていきたい」と話す。チーズが伸びる様子を写真や動画で撮影する風景も多く見られると言う。「チーズは女性客が好む食材の一つで、肉との相性も良い。さらに“SNS映え”もする」と、人気の理由を分析する。

 大胆に鉄板に盛り付けたスタイルから、チーズを別で添えるチーズフォンデュのスタイルなど、店ごとにさまざまにアレンジできる。特別な素材が必要ないので導入しやすいのも、ブームの理由の一つといえるだろう。本場韓国料理店で味わうもよし、その店オリジナルのスタイルで楽しむもよし。いろいろな店で食べ比べて、好みのチーズタッカルビを見つけてみてはいかがだろうか。

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 ■ぐるなび

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