国交省が日産本社立ち入り 無資格検査で、発覚後初 再発防止策を確認

 
日産自動車のグローバル本社=横浜市(佐藤徳昭撮影)

 国土交通省は22日、新車の無資格検査問題を起こした日産自動車の神奈川県横浜市の本社を立ち入り検査した。原因と再発防止策をまとめた日産の報告書の内容が適正かどうか確認する。一連の問題が発覚して以来、日産本社への立ち入り検査は初めて。

 日産は国内の組立工場で、国の規定に反し資格のない従業員に新車の最終検査をさせていた。9月に国交省の調査で発覚した。その後も続けていたことが分かり、国内向けの出荷を停止して体制を見直した。無資格者が立ち入れないよう検査スペースを独立させて週1回の外部監査を行い、正規検査員を増やすなど対策を取った。

 国交省は既に各工場に立ち入り検査に入っており、本社の体制も点検することでルールの順守を徹底させたい考えだ。