自動車8社の11月国内生産 日産42.9%、スバル8.2%減

 
日産自動車九州の組み立て工場=2015年7月、福岡県苅田町

 ■無資格検査が影響

 自動車主要8社が27日発表した11月の国内生産台数は前年同月比0.5%増の80万3627台だった。日産自動車とSUBARU(スバル)は、新車製造の最終工程「完成検査」に無資格者が携わっていた問題の影響でいずれも前年同期実績を割り込んだものの、小型車などの新車販売の好調を下支えにプラスを維持した。

 日産は、42.9%減の5万9227台と2カ月連続で前年同期割れ。11月上旬までに全6工場で生産を再開したが、ラインや検査体制の見直しで、生産スピードが計画比4~8割にとどまっているという。輸出も6カ月ぶりに前年同月を下回った。

 スバルも、完成検査員への追加講習のため稼働を止めた影響などで8.2%減となった。今月も25日までの新車受注は前年同期実績の8割弱に回復したものの、「まだ楽観視はできない」(スバル)状況だ。