発進時もかなり細かくエンジンのスタート&ストップを繰り返し、シーンによっては「走行中の半分はエンジン停止する」。
結果、10・15モード燃費はコンパクトカー並みのリッター19キロを達成し、実燃費も15キロは堅い。それでいて最大システム出力364psと強大でかつ静粛性、乗り心地、各部の上質なタッチは完全フーガ譲りだから577・5万円も悪くない。
発売約1カ月で受注1200台オーバーの人気もうなずける。
最大の懸念は度重なるクラッチ断続時の衝撃だったが、今回、街中や高速を走った限りでは全く気にならなかった。
さて新たなるエコ高級車像を切り開くフーガハイブリッド。貴方はどう見る? (自動車評論家・小沢コージ)