車名は購入ターゲットの変更や販売ネットワークの統廃合、販売強化などの理由で廃止される。トヨタの「コロナ」「スプリンター」、日産の「ブルーバード」「セドリック」「グロリア」がなくなった一方、日産が「サニー」を中国発売の小型セダンに冠するなどの動きも出ている。
車名復活は過去に人気があったブランドを使うことで一定の販売を確保したいという経営上の「安全策」の面がある。同時に、世界戦略車などでは、新車名が国によって商標問題などで使えないリスクを避けるメリットがある。
第一生命経済研究所は「食品業界では定番商品に新しい味を追加したりする。車名変更もコストをかけずに販売強化する手段といえるが、車にはファンも多くリバイバル効果は大きい」(永浜利広主席エコノミスト)と分析する。