スマホの急激な普及で、ソフト開発者の争奪戦が激化している【拡大】
国内では賄いきれず、海外にも触手を伸ばし始めた。現在社員数が約1600人のDeNAは、海外も含めたスマホ関連の開発部隊を1千人体制とする計画だ。
チリやベトナムに子会社があり、担当者は「ベトナムには優秀な技術者が多いことも進出した理由の一つ」と明かす。グリーもアジアや欧米、南米に拠点があり、「内外の区別なく採用する」(幹部)と、意欲をみせる。
「スマホ関連のソフト開発は、日本が世界で戦える数少ない分野。技術者の報酬は米シリコンバレーに比べるとまだまだ低く、人材争奪戦は今後も激化し、収入も高騰する」
サーチファームの篠原氏は、こう予測する。成長産業として日本経済を牽引(けんいん)する存在となるのか。それともかつてのITバブルのように弾けてしまうのか…。(森川潤)