値引き“常態化”も限界… 牛丼好き・森永卓郎氏「敗者出ればファン失望」 (2/2ページ)

2011.12.13 20:07

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 3社が値引き合戦を展開した今年1月は「すき家」14・1%増、「松屋」13・5%増、「吉野家」5・4%増と前年実績を上回り、売り上げアップの原動力となっていただけに意外な印象だ。

 11月の前年割れについてゼンショーHDは「天候不良も影響」、吉野家HDも「値引きしていなければもっとマイナスだった」と説明。2009年末から本格化した値引きキャンペーンは「すき家」や「松屋」は今年すでに7回目に達しており、少ない小遣いで昼食代をやりくりするサラリーマンにとってはありがたいが、常態化で意外感が薄れている。

 牛丼好きで通る獨協大教授で経済アナリストの森永卓郎氏は「3社にはそれぞれ独特の味わいがあるため、サバイバル的な値引き合戦の末、敗退するチェーンが出るようになれば、ファンを失望させる。こうした消耗戦は、長い目で見れば消費者のためにならない」と指摘している。