新作映画のDVDは2-3年前から、発売半年後にはどれを選んでも3枚3000円の通称「どれ3」という販売スタイルで売られることが定着していたが、最近は発売3カ月後に1枚1000円というケースもあり、「売上額ダウンの度合いが加速した」という。
特に洋画の落ち込みが深刻で、昨年上半期で前年同期比63・4%、全体の9・8%で1割を切った。
一方、高画質の販売用ブルーレイは511億円(昨年11月まで)で、前年同期比135%と好調だ。
JVAは「伸びはアニメが支えているが、洋画などへ拡大の余地がある」と期待。林編集長は「まだ一般には浸透しておらず、今後の普及次第だろう」と話している。(市川雄二)