王子製紙は28日、4月1日付で実施するトップ人事を発表した。進藤清貴・常務執行役員(59)が社長に昇格、篠田和久社長(65)は代表権のある会長に就任する。また取締役の矢嶋進常務執行役員は、4月1日付で代表権のある副社長に昇格する。
これにともない、代表取締役会長の鈴木正一郎氏は同日付で代表権のない取締役に退くが、6月下旬には取締役も退任して顧問となる。
篠田氏は昨年、マレーシアの段ボールメーカーを買収するなど、新興国市場を中心に海外展開に力を入れてきた。
一方、進藤氏は統括技術本部長を務めるなど、生産管理も担当してきた。歴史的な円高や内需縮小が続く中、技術力や生産効率を高めていく。