「あの日」から1年がたった。
この1年で被災3県の人口は、岩手が1万7000人、宮城が2万4000人それぞれ減少。原発事故で深刻な影響を受けている福島は4万4000人減り、33年ぶりに200万人を割り込んだ。
企業の生産活動の回復も遅れ気味。昨年12月の鉱工業生産指数(2005年=100)は3県とも改善し、宮城が74.3、岩手、福島が85弱となったが、全国の93.4と比べると開きが大きい。
一方で、各地の工場では復旧が進み、多くでフル生産への復帰が視野に入ってきた。1年がたち、いかに知恵を絞り、限られた資金や資源を効率的に復興へつなげるか、日本は底力を試される。