日産の高級セダン「シーマ」がHV専用で復活 (2/2ページ)

2012.4.25 10:09

 生産する栃木工場(栃木県上三川町)では、シーマ専用に塗装、検査工程がもうけられ、高度な技術をもつ技能者「匠(たくみ)」が手作業で製造する。塗装では製造ラインから外し、下塗りと上塗りの間に、約40分をかけ、手作業で塗膜の平滑性をあげるための「水研ぎ」作業を行う。さらに検査工程では計4時間かけて、外装、内装、走行時の静粛性などを検査するなど、匠の手による造り込みで最高品質を追求する。

 価格は735万円から。国内専用車で年間1000台の販売を目指す。

 シーマは初代がバブル経済期の88年に発売され、このクラスの高級車としては異例の年間3万6000台を販売した。このため、当時の高額商品に対する旺盛な需要の象徴として「シーマ現象」と呼ばれた。しかし、08年のリーマン・ショック後の高級車の販売低迷や、衝突時の安全基準に適合しなくなったのを理由に、日産としては新型の投入を一旦断念し、生産を停止していた。


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