【クルマ人】大きく踏み込んだ「レクサスRX」 高級SUVに新しい風 (2/2ページ)

2012.4.29 07:00

  • トヨタ「レクサスRX」

 --走行性能の向上は

 「ボディー剛性を高めることに力を入れた。特に車体後方の下部だ。SUVは特有の構造から、リアの開口部が一般的にねじり剛性に弱い。そこで、通常よりも溶接ポイントを30カ所以上追加して、改善している。併せて、ハンドルの反応もよくするようにチューニングして、コーナーをすっときれいに回れるようにした」

 --ハイブリッド車(HV)の位置付けは

 「RXはこれまでもHV比率が高く、(HVの)『RX450h』がフラッグシップを担っている。この位置付けをさらに強化した。通常のガソリンエンジン車に比べると、HVは100キロぐらい重い。そのため、HVはセッティングを変えた。ボディー、ステアリング、ショックアブソーバーで、見直しを図っている」

 --HVも走りのよさを強調しているが

 「エンジン、モーター、制御系などHVシステム自体は従来のものと同じだが、モード選択を増やした。今まではノーマル、エコの2つの切り替えだが、今回スポーツモードを追加した。HVは燃費向上のために、モーターを活用するが、立ち上がりに強いモーターの特性を生かしスポーティーな味付けにしている」

 --今後のRXの方向性は。例えば3列シートバージョンの追加は

 「具体的に何も言えないが、RXはゆとりのある社内空間が特徴だ。北米の高級SUVで、3列シートの設定もあるが、RXの特徴を消してしまうようなことはどうかと思う。ただ、SUVや高級車で進んでいるダウンサイジングの方向はあり得る」

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