江崎グリコが東京駅構内にオープンしたアンテナショップ「ぐりこ・やKitchen」【拡大】
また、江崎グリコが4月、東京駅構内にオープンした「ぐりこ・や Kitchen(キッチン)」では、店内で作るアーモンドチョコレートが人気を呼んでおり、同様のアンテナショップの出店を今後も加速する計画だ。
各菓子メーカーは、アンテナショップを「消費者とのコミュニケーションの場」と位置づけている。ショップに訪れる顧客の生の声を「今後の商品開発に生かしたい」(カルビー)といった思惑もある。
その一方で、各社には、大手スーパーやコンビニエンスストアが、利益率が高く、値段の安いPB商品を増やしていることへの危機感も強い。そのため、親の世代のファン層を持つロングセラー商品から、最近の人気キャラクターまでをそろえた“総合ブランド力”でPB商品に対抗し、親子ともどもファンを囲い込む構えだ。