ホンダは15日、1人乗りの新型電動車両「UNI-CUB(ユニカブ)」を発表した。一輪車タイプの本体下部に独自開発の「全方位駆動車輪機構」を搭載。腰を掛けて乗車して体重を軽く傾ければ、前後左右や斜めなどの方向転換や速度の調整もできる。
ユニカブは高さ74.5センチ、横幅34.5センチで最高時速6キロ。リチウムイオン電池を搭載し、2時間の充電で6キロ走行できる。二足歩行型ロボット「ASIMO(アシモ)」の開発で得たバランスコントロール技術などを応用。走行には両手を使わないが、スマートフォン(高機能携帯電話)などのタッチパネルの操作でも運転できる。
6月から来年3月まで、日本科学未来館(東京都江東区)と共同で実証実験を実施。高齢者や歩行が困難な人向けに加え、空港や図書館などでの利用を念頭に、製品化も検討する。
未来館の毛利衛館長は「ふわふわと思いのままに移動できる楽しい乗り物で、いろいろな場面で役立ちそうだ」と話した。