液晶用板ガラス、韓国に工場建設 日本電気硝子

2012.5.17 05:00

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 日本電気硝子は16日、液晶ディスプレー用板ガラスの新工場を韓国に建設すると発表した。投資額は約330億円で、来年9月の操業開始を目指す。最大の顧客である韓国の液晶パネル大手、LGディスプレーを中心に納入する。

 全額出資で、液晶用板ガラスを製造・販売する新会社「電気硝子(Korea)」を月内に韓国北西部の坡州(パジュ)市に設立する。近くにある既設の加工拠点で完成品に仕上げ、LGディスプレーなどに出荷する。新会社は2014年度に売上高約200億円を見込む。日本国内の工場から設備の一部を移設し投資額を圧縮する。

 日本電気硝子は現在、液晶用板ガラスを滋賀高月事業場(滋賀県長浜市)と能登川事業場(滋賀県東近江市)で生産している。LGディスプレーは同社の液晶用板ガラスの出荷量の約半分を占める。今回の新工場建設は、得意先のニーズへの素早い対応と同時に、地震などの災害や為替変動のリスクを分散させる狙いもある。