三菱自動車は18日、7月に米コロラド州で開催されるヒルクライム(登山)レース「パイクスピークレース」の参戦態勢を発表した。電気自動車(EV)「i-MiEV(アイミーブ)」をベースにしたレース車両「i-MiEVエボリューション」と、市販モデルの2台で出場し、EVクラスでの「優勝を目指す」(益子修社長)。
i-MiEVエボリューションは市販EVと同じモーターや電池などを使用するが、モーターを前輪に1個、後輪には左右それぞれ1個の計3個を使い、パワーとコーナーリング性能の向上を図る。この技術は来年発売する予定のプラグインハイブリッド車に応用する予定だ。
ドライバーにはパリダカールラリー優勝経験のある増岡浩選手を起用し、主要部材を提供する明電舎、GSユアサなどがチームを支援する。
トヨタ自動車や独BMWなどもEVで出場する予定で、環境への優しさと、勝負への厳しさを両立させた見応えのあるレースが展開されそうだ。