キヤノン、4Kディスプレー初公開 フルハイビジョンの画素数4倍

2012.5.23 05:00

キヤノンが開発中の業務用30型4Kディスプレー=22日、東京都港区

キヤノンが開発中の業務用30型4Kディスプレー=22日、東京都港区【拡大】

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 キヤノンは22日、フルハイビジョンの4倍の画素数を持つ業務用の「4Kディスプレー」を開発、国内で初めて公開した。年内の商品化を目指す。同社は映画制作者向けのデジタルカメラなどを市場投入しており、撮影後の編集作業などに使うディスプレー開発にも着手した。

 新開発の4Kディスプレーは高精細の液晶パネルを採用し、バックライトや画像処理用半導体などを独自開発した。同社が持つデジカメをはじめとする光学技術や画像処理技術を応用し、映像の色の情報を忠実に再現することに力点を置いたという。

 同社はこれまで、SED(表面伝導型電子放出素子ディスプレー)など家庭用テレビの開発に2度挑戦し、商品化を断念した経緯がある。都内でこの日開かれた映像制作者向けの新製品展示会では4Kディスプレーのほか、4K動画撮影も可能なデジタル一眼レフカメラなどの機材展示なども行われ、来場者の関心を集めていた。