もともとUSJは東のTDRをライバル視してか、TDRと同じ5500円の入場料金で平成13年3月に開園した。TDRが18年5月、同年9月からの300円値上げを発表すると、USJも同じ5800円に値上げした。しかも、値上げはTDRより約1カ月半早かった。
22年6月には、USJが先手を打って値上げするなど、TDRとUSJは交互に値上げを発表し、ほぼ同料金で推移してきた。
だが、昭和58年4月にオープンしたTDRの当初の入場料金は3900円。消費税の施行やアトラクションの新設などを理由に、8回に及んだ値上げで2千円以上も高くなっている。
値上げ理由には両社とも「パークの価値向上」を挙げるが、りそな総合研究所の荒木秀之主任研究員は「アトラクションの増強という理由で値上げするのはテーマパーク側の論理」と指摘。「デフレが続く中にあっては早晩、限界点が来るだろう」として、USJの独歩高もあり得るとみている。