NTTコム、中国拠点拡大 KDDIに先手、内陸部にも進出 (2/2ページ)

2012.6.23 05:00

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 成都では、製造業のサプライチェーンマネジメント(部品管理)を世界規模で行うためのネットワーク回線の管理などを行う。また、同市で構想が進んでいる太陽光発電や蓄電池などを備えた環境配慮型住宅スマートシティ構想への参画にも力を入れる。

 さらに、来年中にも内陸部では重慶や陝西省の西安、東北部では吉林省長春などの大都市への進出を視野に入れる。

 NTTコムは、昨年5月に発表した中期経営計画「ビジョン2015」で、海外事業の売上高を現在の1500億円から倍増させる計画を掲げる。内陸部を中心とした中国事業の強化で、中期計画の目標達成につなげる考え。

 一方、KDDIも中国で日系や欧米企業に世界規模の専用回線を提供するなどのネットワーク事業や、クラウドサーバーなどのデータセンター事業を展開している。ただ、現在は北京、上海、香港などの顧客が多い沿岸部が中核拠点になっている。

 NTTコムは、1997年に上海市郵電管理局(現チャイナテレコム)との合弁会社「SNTE」を設立したのを契機に中国事業に参入した。