【株主総会ライブ】ソニー(3)「ずっと期待を裏切られた」と株主 業績回復の工程表を求める (2/2ページ)

2012.6.27 12:06

 「14年度までの計画を聞いたが、工程表をきちんと作って、次回の株主総会では、『今年はここまでできました』と発表したもらいたい。ずっと期待を裏切られてきて、今このていたらくだ」

 小林取締役会議長「ストリンガーさんと中鉢さんの再任については先ほど答えた。取締役会議長に就任するのはどういうことだという話だが、いろいろご意見はあろうかと思う。取締役が毎年、辞任、再任を皆さまの承認を得る。ストリンガーさんはソニーの新しい体制がスムーズに進むように執行からは引かれるが、取締役、取締役会議長として就任される。社内、社外の取締役の比率をどうするか、常に議論している。実際にソニーの場合、何人かの重要な執行役員については、取締役会に参加してもらうなどの工夫をしている。執行が取締役会に無関心であるような状況はないようにしている」

 平井社長「後半の質問に答える。経営者一同、経営施策の中で、ソニーがエレクトロニクス事業が直面している状況には危機感を持っている。いろいろな場面で、全世界の社員に発信している。直接社員と対話し、説明して、再生に向けて意見をシェアしている。早く判断し、実行するか、スピードが問われている。一番大事だと思うのは、スピードと結果を持って評価いただくことと思っている」

 男性株主「コンシューマー事業の業績が長年低迷している。さきほど、工程表の話もあったが、もっと具体的にどんな施策があるのか。『結果を見てください』だけでは何も分からない。決意表明ではなく、具体例を挙げてくれ」

 平井社長「具体的プロセスの説明には時間がかかるが、私が4月1日に就任して以来、会社の組織について改編を加えた。4月以前からも行っているが、これまである意味で、独立して商品企画をしてきたが、1つのソニーらしさを表現できない部分もあった。縦の事業本部メーンの商品企画から、横のネットワークの中で、ソニーらしさとは何か、全体で議論する組織を立ち上げている。今までよりも研究開発のテーマを3年後、5年後にどういうものができるかを精査している。研究開発が同じ方向を向くように組織を変えている」

(4)ストリンガー氏の高額報酬 「第三者機関で適切に判断」 に続く

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