オリンパスの定時株主総会会場に入る株主とみられる男性=28日午前、東京都港区(鴨川一也撮影)【拡大】
「今回の事態は本業にない事業で利益確保に走った結果。まじめな企業風土を取り戻し、創業の原点にもどることが重要と考える。必要な基本戦略は次の通り、ポートフォリオの再構築と経営資源の最適配分。コスト構造の見直し。財務の健全化。ガバナンスの再構築の4点だ」
「経営資源の最適配分について、重点事業を医療、ライフ産業、映像の3つにわける。医療を中心に心と体の健康を追求する。安定的な収益を確保しつつ、新興国市場の売り上げ拡大を確実に成長につなげる。成長ドライバーのライフ産業では、顧客のニーズに応えながら対象市場を拡大する。製造原価低減、販管費を削減する。収益構造の抜本的改革を進める。映像事業では、最先端の技術でブランド力を牽引(けんいん)する。ミラーレス、高価格帯のコンパクトへ集中させる。安定的に黒字確保できる収益構造の確立を目指す」
「非事業ドメインを再編する。具体的には、収益性、将来性の観点から、継続が難しいと判断するものは、売却、整理、撤退する。新規投資はしない。一部子会社は今期末までに整理する。投資に関する意思決定プロセスを見直し、計画業績レビューを実施する」