このため技術開発には膨大な資金が必要で、これまで全方位で単独開発に取り組んでいたトヨタも、HVでは米フォード・モーター、EVは米テスラなどと組む提携戦略にスタンスを変えてきた。
こうした事情は他社も同様で、投資負担の軽減や技術補完のための提携を模索している。
特に燃料電池車は、これまでのガソリン車との共通点が少なく、「参入障壁が高い」(ローランド・ベルガーの長島聡シニアパートナー)分野だ。
現状で1台1億円といわれる価格を、普及価格帯に引き下げるためには大きな技術革新が何度も必要と指摘されており、今後は燃料電池車技術で先行するゼネラル・モーターズ(GM)や独ダイムラー、ホンダなどが核となった提携の動きが高まりそうだ。