2010年以降は、接続方式をさまざまなネット機器が簡単に接続できる業界標準のウェブ認証方式に変更。2つの接続方式が混在する環境となっていたが、独自仕様の専用ソフトは主にパソコンによるネット接続に対応したもので、最近は急速に普及拡大しているスマートフォンで利用できないなどの難点が顕在化していた。
NTT東は、光サービス「フレッツ光」の無線端末の利用促進のため、2013年3月末までにWi-Fiスポットを5万カ所に整備する計画を進めている。ただ6月末の開設数は1万4000カ所で、今後、スポット数の拡大を急ぐうえで、まずはユーザーの利便性向上を図る必要がある判断、接続方式の一本化を決めた。すでにNTT西は11年度に業界標準方式に統一済みで、8月中には独自仕様のスポットはなくなる。